新型インフルエンザとマスク

3月末に新型ブタインフルエンザがカリフォルニアで2人の子供に感染し、人人感染が起きていることが米国CDCから4月22日発表された。一方、カリフォルニアが隣接するメキシコで原因不明の高致死性の呼吸器感染症が発生していて、その病原体がカリフォルニアのインフルエンザと同一であることがすぐに確認された。

豚インフルA(H1N1)株である。その後ウイルスはメキシコ帰りの人々から各国に広がっている事が確認され、またそうした感染者から周辺に感染が広がっている事も確認されてきた。


新型インフルエンザの症状が出始める4日目と検査によって初めて新型インフルエンザ感染者と分かる5日目まで、家族、電車・バス・地下鉄など公共交通機関の中、人ごみ、エレベータ、レストラン、会議、対面交渉、コンサートや集会で、多くの人に感染が広がる。例えば電車の中で、ごく普通の健康そうに見える人から、この新型インフルエンザ・ウイルスの感染が広がっていくことを認識しなければならない。

新型インフルエンザに感染すると、1日目から3日目までが潜伏期、4日目から6日目が症状期となる。この新型インフルエンザが厄介なのは、健康そうに見える潜伏期の最終日に、他へ感染させてしまうということだ。

初期の段階では、防ぎようの無い感染拡大の状況が懸念される。もちろん4日目で病院に運ばれたとしても、検査が出る前に、医療関係者が感染してしまうことにもなる。


新型インフルエンザは、鳥などから人に感染したインフルエンザウイルスが、ヒトからヒトに感染しやすいように変異した、新しい型のウイルスによって引き起こされる。さらにこのウイルスに対する免疫は誰も持っていないため、短期間で世界的に大流行するおそれがある。

A型インフルエンザウイルスは、10〜40年周期で大流行(パンデミック)を繰り返すことが歴史的に知られている。

A/H5N1亜型を原因とする高病原性鳥インフルエンザは東南アジアなどを中心に、トリ−ヒトへの感染や死亡の事例が拡大しており、ヒトからヒトへ感染する「新型インフルエンザウイルス」に変異する可能性が高まってきている。


日本での新型インフルエンザ感染がフェーズ6の状態に至っているかどうか、WHOは重大な関心を寄せている。WHO(世界保健機関)のチャン事務局長は、18日から始まった総会のスピーチで、フェーズの引き上げについて、各国への配慮をにじませた。

フェーズ6の条件には、アメリカ大陸以外の国で、「誰から誰に感染したかをもはや追えない状態」が確認されることがある。

WHO(世界保健機関)は、新型インフルエンザの警戒水準を最高の「フェーズ6」へ引き上げることを視野に入れ、本格的な検討を行っているが、各国からは引き上げをけん制する声が相次いでいる。



新型インフルエンザに関するお勧め情報サイト

  • 日本医師会:新型インフルエンザ 関連情報

    http://www.med.or.jp/kansen/swine/

    新型インフルエンザに関する日医感染症危機管理対策室からの情報提供です。

    上記サイトはこのようなキーワードでも検索されています。 “新型インフルエンザ 海外旅行” “新型インフルエンザ 尼崎” “新型インフルエンザ 発生状況”

  • 厚生労働省:健康:新型インフルエンザ対策関連情報

    http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

    4月25日(土)夕方より厚生労働省において一般の方からの電話相談窓口を開設いたしました。 ○開設期間 平成21年4月25日(土)〓当面の間 ※土曜日・日曜日・祝日含む ○受付時間 9:00〓21:00

    上記サイトはこのようなキーワードでも検索されています。 “新型インフルエンザ 休校” “新型インフルエンザ 感染国” “外務省 新型インフルエンザ”

カテゴリー: 新型インフルエンザ対策 企業 — admin 10:00 PM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

コメントをどうぞ





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">